ナショナルズ、4勝3敗で初の世界一! アストロズとの”外弁慶”シリーズ制す

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2019年10月31日 13:04  ベースボールキング

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ベースボールキング

敵地で歓喜の輪を作るナショナルズの選手たち
【ワールドシリーズ第7戦】
● アストロズ 2 − 6 ナショナルズ ○
<現地時間10月30日 ミニッツメイド・パーク>

 ワールドシリーズ第7戦が30日(日本時間31日)、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われ、逆転勝利のナショナルズが球団創設51年目で初のワールドチャンピオンに輝いた。今回のワールドシリーズは、第1戦から敵地チームが全勝。これはメジャーの長い歴史でも初の珍事となった。

 ナショナルズはアストロズ先発・グリンキーに対し、6回までわずか1安打。それでも0−2と2点を追う7回、3番・レンドンの左越えソロで1点差に迫ると、さらにアストロズの2番手・ハリスから、5番・ケンドリックが右翼ポール直撃の逆転2ランを放った。8回は4番・ソトの右前適時打で4点目。9回は2番・イートンの2点適時打で6−2とリードを広げた。

 投げては首痛で第5戦の先発を回避していたシャーザーが5回2失点と粘投。6回から本来は先発要員のコービンが3イニングを無失点で凌ぎ、4点リードの9回は3番手・ハドソンが締めた。

 ナショナルはナ・リーグ東地区2位ながら、一発勝負のワイルドカードでブリュワーズを撃破。地区シリーズではドジャースを3勝2敗、優勝決定シリーズではカージナルスを4連勝で下し、勢いそのまま、ワールドシリーズでも今季メジャー最高勝率(107勝55敗)のアストロズを4勝3敗で撃破した。

 アストロズは5番・グリエルの先制ソロ、7番・コレアの適時打で2点を先取するも、ピンチの連続だったシャーザーを攻略し切れなかった。先発・グリンキーは6回まで1安打無失点も、2点リードの7回、ソロ本塁打を浴びたあと四球を与え降板。救援陣にあとを託したが、2番手・ハリスが痛恨の逆転2ランを浴びた。8回以降も救援陣が失点を重ね逆転負け。2年ぶりの世界一とはならなかった。

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