ドジャース開幕戦勝利　新加入ベッツが移籍後初安打＆好走塁で決勝生還

○ ドジャース 8 − 1 ジャイアンツ ●
＜現地時間7月23日　ドジャー・スタジアム＞

　MLBは23日（日本時間24日）、新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の予定より約4ヵ月遅れで開幕。ナ・リーグ西地区7連覇中のドジャースは、本拠地でジャイアンツを下し白星スタートを切った。

　ドジャースは1−1の同点で向かえた7回、レッドソックスからトレードで新加入した2番・ベッツが、移籍後初安打となる左前打で出塁。続くベリンジャーの左翼線二塁打で一死二、三塁と好機を広げると、4番・ターナーの二ゴロで三走・ベッツが本塁にベッドスライディング。これが間一髪セーフとなり、二野選で決勝点をもぎ取った。

　さらに、6番・ヘルナンデスの右前2点適時打などでドジャースは7回に一挙5得点。8回にもダメ押しの1号2ランを放ったヘルナンデスは4安打5打点を記録した。

　投げてはカーショーの登板回避により緊急先発となったメイが、5回途中1失点と力投。救援陣は無失点でつなぎ、4番手のコラレクが今季初勝利を手にした。

　今季のMLBは、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るなか無観客で開幕。レギュラーシーズンは例年の162試合から60試合に減り、その内訳は同リーグ同地区同士の戦いが40試合、他リーグ同地区同士の戦いが20試合となる。