阪神、拙攻拙守の連続で貯金消滅…原口逆転打もスアレスがサヨナラ被弾

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2020年10月15日 22:34  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神・原口文仁
○ 中日 5x − 3 阪神 ●
<21回戦・ナゴヤドーム>

 阪神は手痛い逆転サヨナラ負け。敵地で3連敗を喫し、勝率5割へ逆戻りとなった。

 序盤から攻守ともにミスが相次いだ。先発の岩田は初回、自らのベースカバー遅れ(記録は一塁内野安打)をきっかけにピンチを招き、3番・アルモンテに先制の右前適時打を浴びた。この打球を一軍出場2試合目の右翼・井上が後逸。ここは失点につながらなかったが、初回から守備のミスが続いた。

 攻撃では2回、一死から5番・ボーアが中堅フェンス直撃の二塁打で出塁するも、続く原口の三遊間を破る左前打で三塁に進めず。一死一、二塁で7番・井上は三ゴロ、8番・小幡は中飛に倒れ得点できなかった。阪神打線は中日先発・松葉の前に残塁の山。6回は谷元、7回は福にパーフェクトに封じられた。

 それでも2点を追う8回、中日のセットアッパー・祖父江に対し、3番・サンズの二塁打などで一死満塁の好機を作ると、5番・ボーアの一ゴロの間にまず1点。二死二、三塁と好機は続き、原口の中前2点適時打で試合をひっくり返した。

 しかし1点リードの9回、守護神のスアレスが四球と安打で一死一、二塁のピンチを招くと、4番・ビシエドに浴びた痛烈なライナーは二塁・植田の正面。二走・京田は飛び出しており併殺も狙えるタイミングだったが、植田の二塁送球が逸れてしまい、2走者とも先の塁に進まれてしまった。

 スアレスは二死二、三塁で5番・高橋を迎え、敬遠で満塁策も考えられる場面だったが、阪神側は勝負を選択。そして3球目の真っ直ぐを左翼席へ運ばれた。

 勝利すれば2位返り咲きとなる阪神だったが、敵地で痛恨の3連敗。計3失策を記録し、サヨナラ被弾のスアレスは移籍後初黒星(2勝20セーブ)を喫した。

このニュースに関するつぶやき

  • 今年の阪神は、投打は例年よりむしろ充実してると思うが、エラーや記録に残らないミスで流れを悪くしたことがなんと多かったことか!来期に向けての大きな課題だな。
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