田中将大、6回1失点でNPB通算100勝目 本拠地で復帰後初白星「ただいま!」

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2021年04月24日 17:42  ベースボールキング

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ベースボールキング

復帰後初めて本拠地で登板した楽天・田中将大 (C)Kyodo News
○ 楽天 2 − 1 西武 ●
<5回戦・楽天生命パーク>

 8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手(32)が24日、本拠地での西武戦に先発登板。6回1失点の好投で復帰後初白星を挙げ、同時にNPB通算100勝目に到達した。

 初回、中堅・辰己の好守にも救われ3者凡退。その裏、味方打線が2点を先制し復帰後初勝利へ好スタートを切った。3回、8番・呉念庭に右前適時打を許し1点を返されたものの、4回からは3イニング連続3者凡退と尻上がりの好投。球数はまだ68球だったが、復帰2戦目ということもり余力を残しての降板となった。

 楽天は2番手・宋家豪、3番手・酒居、抑えの松井が無失点リレーを見せ勝利。田中将のNPBでのレギュラーシーズン白星は、2013年10月8日のオリックス戦以来、2755日ぶり。復帰後初白星が節目のNPB通算100勝目となった。

 3月下旬に右ヒラメ筋を損傷し、開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦(楽天生命パーク)先発を回避。4月17日の日本ハム戦(東京ドーム)で復帰後初登板したが、5回3失点で敗戦投手になっていた。

 本拠地で復帰後初のお立ち台に上がった右腕は、開口一番「ただいま!」と笑顔であいさつ。約1ヵ月遅れとなった本拠地での復帰登板については「自分でもケガしたときは驚いて『なんで今なんや』と思ったが、遅くなってしまったが、またマウンドに戻ることができてよかったです」と語り、この日の投球内容については「粘り強く我慢しながら、なんとか1失点で切り抜けられました」と振り返った。

 節目のNPB通算100勝については「間がだいぶ空いてたんで、あまり実感はないです」と右腕。「こうして勝つことができて、また皆さんと勝利を分かち合うことができてよかった。僕自身、スタートで出遅れたので巻き返せるように。他のピッチャーに負けないように頑張りたいと思います」と力を込めた。

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  • 日本では、もっとパワーピッチングしてもいいと思います 見てないけど
    • イイネ!4
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