大谷翔平、菊池雄星から先制の弾丸16号 勝利投手翌日に15度目のマルチ安打

8

2021年06月06日 14:14  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

初回に先制ソロを放ち、次打者のレンドン(左)とタッチを交わす大谷
○ エンゼルス 12 − 5 マリナーズ ●
<現地6月5日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が5日(日本時間6日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。花巻東高の先輩であるマリナーズ先発の菊池雄星投手(29)から豪快な先制ソロを放つなど、2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 2019年7月21日(同22日)以来となった“花巻東対決”。初回、一死無走者の場面で2年ぶりの対戦を迎え、大谷が初球のカットボールを捉えた。低い弾道の打球は軽々と左中間フェンスをオーバー。打球速度は112.5マイル(約181キロ)、飛距離436フィート(約133メートル)の“弾丸先制弾”となった。

 大谷の本塁打は、15号ソロを放った5月25日(同26日)のレンジャーズ戦以来、8試合ぶり。この日、ブルージェイズのゲレロJr.が18号2ランを放ったため、リーグトップとは再び2本差となった。

 3回は一死無走者の場面で菊池と2度目の対決。今度は追い込まれたあとのスライダーにバットが空を切り、第2ラウンドは菊池に軍配が上がった。2点を追う5回は一死二塁の好機で前楽天のシャーゴワ(楽天時代の登録名はシャギワ)と対戦し3球三振。1点リードに変わった7回の第4打席は4番手右腕・リオスの初球を捉えたが、痛烈なライナー性の打球は右翼手の守備範囲だった。

 6点リードで迎えた9回の第5打席は、6番手左腕・ミシェビチから左翼線へ適時二塁打を放ち今季15度目のマルチ安打を記録。この日は5打数2安打、2打点2三振の結果で打率は.259となった。菊池との対戦はソロ本塁打と空振り三振。通算での対戦成績は9打数4安打(打率.444)、2本塁打、3打点となった。

 エンゼルスは菊池が負傷降板した5回以降に打線がつながり、終わってみれば15安打12得点で大勝。大谷が6回2失点で2勝目を挙げた前夜に続き2連勝とした。

 マリナーズ先発の菊池は4回まで8三振を奪うなど好投したが、5回に9番・フレッチャーの打球が右ひざを直撃し負傷降板。5回途中5安打4失点(自責点2)で今季4勝目とはならず、球団は負傷箇所について「右ひざの打撲」と発表した。

このニュースに関するつぶやき

  • オオタニサン目指してメジャーの出身国各国で二刀流流行って欲しい。10年後くらいには当たり前に居る時代に。日本でも是非。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定