大谷翔平、44号の弾丸ソロも10勝目お預け…4回途中6失点で3ヵ月半ぶりの黒星

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2021年09月11日 12:52  ベースボールキング

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エンゼルス・大谷翔平
○ アストロズ 10 − 5 エンゼルス ●
<現地時間9月10日 ミニッツメイド・パーク>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・投手」で先発出場。初回の第1打席にメジャートップを更新する44号ソロを放ったが、マウンドでは4回途中6失点と崩れ今季2敗目(9勝)を喫した。

 大谷は今季21度目の登板で、投打同時出場は今季18度目。まずは1回表の第1打席に、さっそくバットで魅せた。一死無走者の場面でアストロズの先発左腕・バルデスと対峙。フルカウント後の内角低めの直球を捉えた打球は、打球初速114.7マイル(約181キロ)の弾丸ライナーで右翼席に突き刺さった。

 先制の44号ソロは4試合ぶりとなる一発。42本塁打でランキング2位で並ぶゲレロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)に再び2本差をつけた。

 自らのバットで先制点を叩き出した大谷は、2回まで走者を背負いながらも無失点投球。しかし2点リードの3回、二死から3番・ブレグマン、4番・アルバレス、5番・コレアに3連続適時打を浴び2−3と逆転された。再び1点リードで迎えた4回も、死球と安打、さらに暴投などで一死二、三塁のピンチ。ここで1番・アルトゥーベに同点となる左前適時打を許し途中交代となった。

 一死一、三塁でリリーフした2番手・ウォンツも捕まり、エンゼルスはこの回だけで一挙6失点。大谷の登板結果は3回1/3で6失点となり、被安打9はメジャー移籍後ワースト。防御率は3.36に悪化した。打者としては初回に44号ソロを放ったあと、3回の第2打席は四球。4回の第3打席も申告敬遠で一塁へ歩き、1打数1安打1打点、2四球の打撃結果で打率は.259となった。

 エンゼルスは同地区首位のアストロズに完敗し、2連敗で借金3。大谷は今季初黒星を喫した5月28日(同29日)のアスレチックス戦以来、約3ヵ月半ぶりに敗戦投手となった。今季2勝目を挙げた6月4日(同5日)のマリナーズ戦から続いていた自身の連勝記録も8でストップ。1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶりの2ケタ勝利&2ケタ本塁打の偉業達成は、次戦以降に持ち越しとなった。

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