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井川線は日本で唯一のアプト式勾配区間が敷設され、山間にたたずむ多くの秘境駅を有する森林鉄道だが、運転本数は全区間列車4往復・区間列車1往復のみとなっており、途中駅で下車する機会が限られている。そこで今回、大井川鐵道の協力を得て、定期列車が運行される前の時間帯に、井川線の全駅に5分以上停車するツアーを企画した。これにより、通常は運転本数が限られるために下車見学が難しい秘境駅も全駅制覇できるという。
復路では、アプト式勾配区間専用の電気機関車ED90形の基地・市代検車庫と、古典的な機器が並ぶ井川線の車両基地・両国車両区の見学も組み込んだ。ツアーは1泊2日で、大井川鐵道川根温泉ホテルに宿泊する。
旅行代金は1人1室利用時4万3,500円、2〜4人1室利用時3万4,000円。9月14日15時から、日本旅行大阪法人営業統括部サイトで申込みを受け付ける。（佐々木康弘）
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大井川鐵道といえばＪＲ西日本からの元やまぐち号用12系にＪＲ北海道からの元はまなす14系に南海6000系…。移籍してきたものの未だに眠りから醒めぬ彼女達の再起も待たれる。
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