息子はサッカー部に入りました。小学生のときは遊びでボールを蹴っていた程度でしたが、友達が何人か入部することになり興味が湧いたそうです。しかし息子は全くの初心者。もしついていけずにすぐ辞めることになっても仕方ないなと思っていました。
サッカー部には小学生の頃からチームに所属していたような子も多く、経験のない息子はついていくのに必死。毎日の練習でぐったりしていて、私に反抗する体力すら残っていないようです。しかも部活を続けていくには親とのコミュニケーションは必要不可欠。自然と息子との会話が増え、意思疎通できるようになっていったのです。
中学でサッカー部に入ってからは部活休みの日も自主練やトレーニングに励み、周りに追いつこうと必死で努力していた息子。進学した公立高校でも地道にサッカーを続け、先輩が引退したタイミングでレギュラーにも選ばれました。いつの間にか成長していたことに気付かされ、息子の姿がとてもまぶしく見えたのでした。
【息子と母の物語:エピソード15】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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