西武ドラ1・隅田がプロ初勝利 7回無失点「いい緊張感でマウンドに立てた」

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2022年03月26日 17:44  ベースボールキング

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西武・隅田知一郎 (C)Kyodo News
○ 西武 5 − 0 オリックス ●
<2回戦・ベルーナドーム>

 西武のドラフト1位・隅田知一郎投手(22=西日本工業大)26日、オリックス2回戦(ベルーナドーム)でプロ初登板初先発。7回1安打無失点の快投デビューを披露し、本拠地でうれしいプロ初勝利を手にした。

 開幕2戦目を託された4球団競合のドラ1左腕。初回、2番・宗からプロ初三振を奪取するとマウンド上で吠えた。続く吉田正は遊ゴロに仕留めテンポ良く8球で3者凡退。マウンドを降りる際は再び雄叫びを上げた。オープン戦では冷静に淡々と投げる姿が印象的だったが、この日は立ち上がりから気迫を全面に出す新たな一面を披露。野手陣もルーキーの好スタートに応え、1回裏に幸先よく3点を先取した。

 2回は一死から初被安打を許したが、最後は8番・太田を二邪飛に仕留め無失点。3回以降はボール球が先行するケースが増えたものの、変化球を巧みに操りながらゼロを並べ続けた。5回は初回以来の3者凡退で勝利投手の権利をゲット。6回以降もゼロを並べ続け、デビュー戦を7回98球、1安打無失点、5奪三振3四球の快投で終えた。

 打線は昨季6戦全敗だったオリックス先発・宮城に対し、初回に4番・山川の1号3ランで先制。4回は7番・栗山の中犠飛で4点目を加え、天敵から5回までに4点を奪った。8回は山川の4打点目となる中越え適時二塁打を放ちダメ押しの5点目。投手陣は8回から佐々木、増田が1イニングずつを無失点に抑え完封リレーで今季初勝利をマークした。

 試合後には4打点の山川とデビュー戦白星の隅田がお立ち台に上がり、新人左腕は「ほっとしている気持ちと、始まったばかりなのでまだまだこれから頑張りたいという気持ちです」と初々しい表情で答えた。「いい緊張感でマウンドに立てました。早い回に援護をいただいて、言葉もたくさんかけていただいた。ストレートでフライアウトをたくさん取れた点がよかった」と自己分析。手にしたウイニングボールの行方を問われると「親にもやりたいんですが、この前、ひいじいちゃんが亡くなったので仏壇に飾ってもらえたら」と話し、ファンから大きな拍手を送られた。

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