楽天−ソフトバンクの週末2試合が中止　楽天チーム内で新型コロナ陽性が続出

◆ 新型コロナ関連で中止は今季初

　楽天は2日、楽天生命パークで2日と3日に予定されていたソフトバンク戦（2回戦・3回戦）を「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止」とすることを発表した。

　楽天では3月27日に茂木栄五郎選手、同31日の検査で川島慶三選手、則本昂大投手、アラン・ブセニッツ投手、小深田大翔選手、安田悠馬選手、小峯新陸投手の新型コロナウイルス陽性が判明。4月1日のソフトバンク戦（1回戦）は同日付で大量8選手を入れ替えて試合に臨んでおり、同日の試合後に新たに西口直人投手、小山伸一郎一軍投手コーチの陽性が判明していた。

　1日夜時点では一・二軍ともに予定通りチーム活動を継続する方向で調整していたが、一夜明けて今週末の同カード残り試合を中止とすることが決定。新型コロナウイルス関連で一軍公式戦が中止となる今季初の事例になった。

　楽天は「福岡ソフトバンクホークス、ならびに関係者の皆様、ファンの皆様には、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」としている。