<義両親からプレッシャー>【後編】「高校生なのに遊びすぎ、学業を優先させて」。子どもの意思は?

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2022年05月03日 22:20  ママスタセレクト

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前回からの続き。現在高校生となって学生生活を満喫している相談者さんの娘さん。受験生だった頃の「勉強、勉強」という殺伐とした環境から解放され、友人や恋人ができてとて明るくなった姿が毎日見れるようになり、相談者さんとしてはホッとしていたようです。しかし義両親からは、「青春を謳歌するよりも学業を優先させろ」とプレッシャーが……!

どちらにせよ、強制しても言うことを聞かないのではないか


親や祖父母が何と言おうと、子ども本人の意思がなければ、きっと思い通りにはなってくれないはず。「勉強をしなさい! 恋人と別れなさい!」と言えば言うほど、意固地になってしまう娘さんの気持ちも想像できます。
『強制したところで言うことを聞く歳ではないから、親から問題提起をして本人にどうしたいか、具体的にはどうするか決めさせるしかないね。そして自分で決めたことには責任を持たせていく』
『本人に決めさせるしかないかと。親がどうこう言っても最後は本人。ただ押さえるポイントはしっかり押さえとく。次の模試ではB判定もしくは〇〇点は取るという目標は確認しておくとか』
そのため、「今みたいに自由に遊びたいのなら、次の模試では何点以上はとってね」「休日に遊びに行くのなら、平日の勉強をおろそかにしないこと」などと助言をしてあげても良いのかもしれませんね。

本人の意思も大事だけれど、まだまだ子ども。親の助言も大切


また、それ以外に、「子どものやりたいようにやらせる」「もしも道を間違えて後悔したときには自分のせい」という教育方針を教えるのも大切です。もしかしたら相談者さんの思いは、きっとこちらに近いのではないでしょうか。ただ、「人生を経験した大人であればわかることが、子どもにはわからない」ということもあります。なぜ勉強が必要なのか、どうして今頑張らないといけないのか、人生の先輩としてアドバイスできるところはアドバイスをする。きっと子どもの損にはならないでしょう。
『彼氏や友達を取り上げても成績が絶対上がる保証はないんだし、私なら勉強の仕方について一緒に考えるかな。勉強をする時間にスマホばっかり見ているなら、そこを改善したり。何もかも取り上げて勉強して、受験まで失敗したら深く傷つけてしまいそう』
『今高2なら、様子見でもいい。今高3なら、全ての楽しみを遮る必要はないけど、もっと勉強にシフトした方がいいのではないかと提言してもいいかも。高校生になったら、親が何を言ったってやるのは本人だから。制限したり強制したりするのはやめたほうがいいと思うけど、将来のことと今の成績からの展望を話し合ってもいいのでは?』
子どものやりたいようにさせるのも、義両親のように厳しくするのも、どちらも子どものためを思ってこその愛情です。それに加え、提案やアドバイスをするのも愛情の一つです。「どんな仕事をしたいと思っている? それならここの大学はどう? この大学に行くためにはどのくらい勉強が必要だと思う?」などと、子どもと一緒になって同じ目線から考えると、子どもも夢が具体的になってより一層将来のことを考えるようになるかもしれませんよ。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・善哉あん

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