楽天・田中将、5回12安打7失点で6敗目…鷹打線に捕まりNPB自己ワースト4被弾

○ ソフトバンク 9 − 4 楽天 ●
＜6回戦・PayPayドーム＞

　首位攻防第1ラウンドはソフトバンクの勝利。敗れた1位の楽天は2位のソフトバンクに0.5ゲーム差に迫られた。

　楽天はリーグ再開初戦を託された先発・田中将が誤算。初回、3番・柳田に先制ソロを右翼席へ運ばれると、逆転してもらった直後の3回は5番・牧原大に右中間席へ飛び込む逆転3ランを浴びた。続くグラシアルにも右越えソロを浴び2者連続被弾で5失点目。5回もグラシアルに2打席連発の右越えソロを浴びるなど2点を失った。

　試合前まで防御率1.99だった右腕は、NPB自己ワーストの1試合4本塁打を食らうなど5回12安打7失点で6敗目（4勝）。7回は3番手の石橋が7番・中村晃に右越え2ランを浴び、投手陣は計5被弾で9失点となった。

　打線はソフトバンク先発・千賀に対し、1点を追う2回に7番・茂木が今季1号ソロを左翼席へ運び同点。3回は3番・浅村、4番・島内の連続適時打で3−1と逆転したが、田中将がリードを守ることができなかった。