フィリーズが5点差ひっくり返しWS先勝 現役最強捕手リアルミュートがV弾!

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2022年10月29日 13:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

延長10回に決勝ソロを放ったフィリーズの3番・リアルミュート(右)
【ワールドシリーズ第1戦】
● アストロズ 5 − 6 フィリーズ ○
<現地時間10月28日 ミニッツメイド・パーク>

 アストロズ(ア・リーグ西地区1位)対フィリーズ(ナ・リーグ東地区3位)のワールドシリーズ(WS=4戦先勝、最大7試合制)が28日(日本時間29日)に開幕。第1戦は決勝弾含む2安打3打点を挙げたJ.T.リアルミュート捕手(31)の活躍もあり、フィリーズが延長10回までもつれた接戦を制した。

 フィリーズは先発のノラが5点を失ったが、強力打線がすかさず反撃。アストロズ先発・バーランダーに3回までパーフェクトに抑えられていたが、4回に二死から4番・ハーパー、5番・カステラノス、6番・ベームの3連打で3点を返した。

 5回は前エンゼルス9番・マーシュの二塁打などで一死一、二塁の好機を作ると、3番・リアルミュートが左中間突破の2点適時二塁打を放ち5−5の同点。2イニングで6安打を集中し、今季リーグ2冠(18勝&防御率1.75)のバーランダーを攻略した。

 試合は同点のまま延長戦に突入し、フィリーズは10回、先頭のリアルミュートが今ポストシーズン3号弾を右翼席へ運び勝ち越しに成功。投げてはリリーフ陣が5回途中からゼロを刻み続け、大逆転で敵地での第1戦を制した。

 ヒーローは“現役最強捕手”との呼び声高いリアルミュート。3度のオールスター選出を誇る扇の要は、レギュラーシーズンで打率.276、22本塁打、84打点、OPS.820をマーク。また、自己最多の21盗塁を記録するなど“打って走れる捕手”としても知られ、15日(同16日)の地区シリーズ第4戦(対ブレーブス)では、ポストシーズン史上初となる「捕手のランニング本塁打」を放った。

ランキングスポーツ

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