中日、今季5度目の完封負け…野手陣が拙攻拙守、涌井は5回2失点で移籍後3連敗

○ ヤクルト 2 − 0 中日 ●
＜4回戦・松山＞

　中日の涌井秀章投手（36）が18日、松山でのヤクルト戦に先発登板。5回3安打2失点（自責点1）とゲームメイクしたが、この日も打線の援護なく新天地デビュー戦から3戦3敗となった。

　涌井は中9日で移籍後3度目の先発。初回、先頭の丸山和を空振り三振に仕留め、続く宮本は左飛に退けたかと思われたが、左翼・アキーノがライナー性の飛球を落球（記録は失策）し得点圏に走者を背負った。二死後、4番・村上に許した左翼フェンス際の大飛球も、アキーノは捕球体勢に入りながら捕球できず（記録は適時二塁打）。涌井はバックの拙守に足をとられ先制点を失った。

　反撃したい打線だったが、再三の好機を生かせず10残塁の拙攻。完封負けは早くも今季5度目となり、5回2失点の涌井は移籍後3連敗となった。