現役ドラフトで阪神加入の大竹が早くも2勝目 チームを救う先発左腕の登場に解説者も太鼓判

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2023年04月20日 07:14  ベースボールキング

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阪神・大竹耕太郎 (C) Kyodo News
◆ 「(チームも)助かってるでしょうね」

 現役ドラフトで阪神に加入した大竹耕太郎が19日、本拠地・甲子園で今季2度目の先発登板。雨天中止もあって中10日のマウンドとなったが、7回途中まで投げて無四球・4奪三振で1失点の好投。2勝目を挙げた。

 登板間隔が空いた中でも、持ち味の丁寧な投球は健在だった。先頭から7人連続でアウトを重ねるなど上々の立ち上がりを見せると、6回表には二死一塁で絶好調の3番・秋山翔吾を迎えた場面で、一塁走者の野間峻祥を牽制で誘い出してタッチアウト。投球以外の部分の器用さも見せつける。

 7回表に二死一・三塁から上本崇司に適時打を許したところで降板となったが、その後を受けた2番手の岩貞祐太がしっかりと後続を打ち取り、この日は6回2/3を投げて失点1。防御率は0.71となった。


 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は、早稲田大学の後輩の投球について、「足をあまり上げず、クロスステップで投げてくる。ボールはそう速くはないんですが、腕の出どころが見にくい。そういった(フォームの)工夫を見せている」と特徴について解説。

 続けて、「小さいステップでもきっちり両サイドへ投げていて、またインハイにもボールを散らしていっている」と語り、独特のフォームとそこから繰り出される制球の良いピッチングを絶賛した。


 同じく番組に出演した平松政次氏も、「(古巣の)ソフトバンクでも活躍した実績のある投手。強さは感じないですが、コントロールが良くて荒れることがないですよね」とコメント。

 「いま阪神は伊藤将司投手が故障してるので、その代わりに左で活躍してくれるのは助かってるでしょうね」と付け加え、現在のチーム事情を鑑みても大きな戦力になっていると語った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』




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