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＜1回戦・マツダスタジアム＞
DeNAの今永昇太投手（29）が21日、敵地・マツダスタジアムでの広島戦で今季初登板初先発。8回5安打無失点の快投で今季初勝利を手にした。
3月のWBCを終えてから、2度の二軍登板を経て一軍の舞台に戻って来た左腕エース。立ち上がりから150キロ近い直球で押しまくり、危なげなくゼロを積み重ねた。4回は4番・マクブルーム、続く西川を連続三振に仕留めるなどクリーンアップを3人斬り。5回は二死から8番・上本に左翼線二塁打を許したが、相手先発の9番・コルニエルをしっかりと空振り三振に仕留めた。
5回まで55球だった左腕は、6回も1番から始まる上位打線をテンポ良く3者凡退。6回以降も安定感は変わらず、1点リードに変わった直後の8回は二死二塁と一打同点の場面で1番・菊池を三ゴロに仕留めた。
左腕は今季初登板で8回101球、5安打無失点、6奪三振無四球の圧巻投球。9番打者としても3回、先頭で中前打を放ち今季初安打をマークした。
DeNA打線は広島先発・コルニエルの前に好機を生かせない展開が続いたが、8回に3番・宮��の猛打賞となる左前打などで無死満塁とし、一死後、代打・楠本の一ゴロの間にようやく均衡を破った。1点リードの9回は守護神・山��が5セーブ目（1敗）締め。エースと守護神の直結完封リレーで貯金は再び今季最多の「3」となった。
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