阪神、2試合連続完封負けで21イニング連続無得点…西勇7回途中3失点で3敗目

● 阪神 0 − 5 ヤクルト ○
＜8回戦・甲子園＞

　阪神は本拠地・甲子園で2試合連続の完封負け。連敗で残る貯金は3つとなった。

　43歳のヤクルト先発・石川に22年連続白星となる今季初勝利を献上した。3回は無死一、二塁の好機を迎えるも、9番・西勇が送りバントを失敗したあと最後は遊ゴロ。1番・近本、続く中野も倒れ先制点を奪うことはできなかった。ベテラン左腕の前に5回までゼロ行進。2点を追う6回は一死二塁としたが、石川をリリーフした木澤の前に3番・小野寺は空振り三振、続く大山は中飛に倒れた。

　7回以降もヤクルト救援陣に封じられ、散発5安打の完封負け。前夜も0−1で敗れており、これで5月5日の広島戦（マツダ）の7回から21イニング連続無得点となった。

　先発の西勇は3回まで1安打無失点。しかし4回、二死から3連続四死球を与え満塁のピンチを招くと、7番・オスナに2点適時打を左前へ運ばれ先制された。続投した7回は不運な適時内野安打を許し3失点目。8回は2番手のビーズリーが致命的な2点を失い、7回途中6安打3失点の西勇は3敗目（1勝）を喫した。