ヤクルト・石川、新人から22年連続勝利 6回途中0封「結果で引っ張りたい」

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2023年05月10日 22:06  ベースボールキング

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力投するヤクルト先発・石川雅規 (C)Kyodo News
● 阪神 0 − 5 ヤクルト ○
<8回戦・甲子園>

 ヤクルトは2試合連続の完封勝利。先発で6回途中無失点と好投した石川雅規投手(43)は、1年目からではプロ野球タイ記録となる22年連続白星をマークした。

 今季3度目の先発となった石川は2回までパーフェクト。3回は先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、後続をピシャリと封じゼロを刻んだ。2点を先制してもらったあとの4回、5回もゼロを並べ今季初勝利の権利をゲット。6回は先頭の1番・近本に二塁打を許したが、続く中野を遊ゴロに仕留めたところで降板となった。

 一死二塁でリリーフした2番手・木澤が、3番・小野寺を空振り三振、4番・大山は中飛に仕留め見事な火消し。石川の登板結果は5回1/3で75球、4安打無失点、2奪三振無四球となった。

 打線は阪神先発・西勇に対し3回、二死から4番・村上、5番・サンタナが連続四球を選び、続く中村は死球。3連続四死球で二死満塁とし、7番・オスナが先制の2点適時打を左前へ運んだ。7回は2番・青木の適時内野安打で3点目を奪い、8回は8番・長岡の中前適時打などで2点を追加。先制、中押し、ダメ押しと石川を効率良く援護した。

 敵地で大記録を達成した左腕は「ひとりでできる記録ではないので、家族や携わってくれた人、そしてファンの方に感謝したいと思います。22年連続勝利もそうですけど、今シーズン初勝利も早く手にしたかった」と率直な思いを口にした。

 今季初勝利は通算184勝目となり、200勝の大台も視野に。「一つひとつの積み重ね。長くやらせていただいてますが、チームの戦力になって勝利に貢献したいという思いが強い。グラウンドに出ると年齢は関係ないので、何とか結果で引っ張っていけるように頑張っていきたい。今日の勝利に驕ることなく、次の勝利に向かってしっかり準備したいと思います」と前を見据えた。

このニュースに関するつぶやき

  • 是非とも200勝達成してもらいたいですね。
    • イイネ!3
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