しかし一方で、ペットの世話をしないお子さんにも「覚悟」が足りなかったのは確かだけれども、投稿者さんにも甘い部分があったのでは、と指摘する声もあったのです。
ペットを飼う=親の仕事が増えるだけ
『子どもが世話なんてやるわけない。結局親の仕事が増えるだけ』
『本人がやらないんじゃ他の誰かがやるしかない。子どもってそんなもんだよ。命を預かる責任というものを分かっていない』
『そうそう。子どもと旦那の「絶対世話するから!」は信用してはいけない』
『結局子どもが世話しなくなる、母親が世話をせざるを得ない、母親に1番懐く。大体このパターンでしょ』
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覚悟が足りなかったのは、お子さんだけじゃない
『覚悟が足りなかったのはお子さんだけじゃなく、投稿者さんもだよ。いずれ子どもは飽きてお世話をしなくなるかもと、先の事を見据えないといけなかった』
『子どもを躾けるのは当然として、どうしようも無ければ親が責任取るに決まってるでしょ。子どもの希望で飼っても子どもが面倒を見ないなんてのは大昔から常識だし』ペットをお迎えした以上、どんな理由があろうとも最後まで誰かが面倒をみなくてはいけません。「子どもが世話をするって言っているから」という理由で飼うことは危険なようですね。いつか子どもが面倒を見なくなってしまっても、その尻拭いをする覚悟を持って「飼う」と許可しないといけなかったのでは? という手厳しいコメントにも「なるほど」です。
いくら子どもが「飼いたい」と言ったからといっても……?
『子どもが飼いたいと言ったからって、自分が好きでもない動物を飼うのはやめなよ。生き物なんだから、愛情ないなら飼うな』
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ママたちのコメントを受けて、最後に投稿者さんは……?
『私がやるしかないですね。ペットは爬虫類です。正直可愛いと思えないし辛いですが、掃除は自分の仕事だと思うことにします』結局、お子さんは掃除をしてくれるようにはならなかった投稿者さん。苦手な爬虫類だったとしても命をお迎えした「責任」をしっかり持ち、いい環境で育成するために、掃除は自分の仕事だと思うようにしたのだそう。お子さんが約束を守らなかったことは、これから別のところでしっかりと注意を促してもらいたいですが、投稿者さんがペットを最後までお世話をしてあげることが分かって、一安心ですね!
大人と違って、まだまだ悪気なく命を軽くみていることもある子どもたち。命と触れ合いながら、「命の大切さ」を少しずつ学んでもらいたいですね。愛情を込めてペットの世話をするママの背中を見て、少しでも子どもたちに感じるものがあり、成長してくれればそれが何よりです。投稿者さんのお子さんが、ペットの世話を頑張る投稿者さんを見て、「自分がやらないと」と思ってくれる日がくることを願っています。
文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・よしはな