9回二死からの大逆転!殊勲の阪神・佐藤輝に高木豊氏「打ち損じが無くなってきた」

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2023年05月25日 07:10  ベースボールキング

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阪神・佐藤輝明 (C) Kyodo News
◆ 一塁から大山が見事な好走塁

 阪神は24日、敵地・神宮で行われたヤクルトとの一戦に6−5で勝利。9回二死走者なし、2ストライクと追い込まれた状況からの逆転劇で、チームは4連勝となった。

 4−5と1点ビハインドで迎えた9回表。相手守護神の田口麗斗の前に2者連続三振で崖っぷちに追い込まれながら、3番のシェルドン・ノイジーの打球を相手の右翼手・並木秀尊が後逸。右飛でゲームセットと思われたところから、三塁打で二死三塁と一打同点のチャンスが転がり込む。

 大山悠輔が四球でつなぎ、5番の佐藤輝明は初球のストレートを強打。ライト線を襲った打球はフェアとなり、同点となる三塁走者はもちろん、一塁走者の大山まで一気に生還。2点適時二塁打で試合をひっくり返した。


 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は、決勝打を放った佐藤輝明について「打ち損じがなくなってきましたよね。ちょっと前だったらあれはファウルにしていたと思う」と殊勲の一打から上昇度合いを感じ取ったという。

 続けて「きっちり捉えるようになってきた。こういう場面で打ってくれると監督としては頼もしくなってきますよね」と語り、首位を走るチームの中で高まる存在感を強調した。

 また、一塁から一気に生還した大山にも「この速い打球で、(右翼手の)並木の処理も決して悪くなかったし、中継も悪くなかった中で、大山のこの走塁は見事だった」とコメント。「最初はスタートを切っていたのかと思った」というほど驚きながら、大逆転劇に貢献した4番・5番コンビの働きぶりを称えた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】9回二死に待っていたまさかの“どんでん返し”/5月24日:ヤクルト−阪神のハイライト

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