巨人が劇的6連勝で交流戦Vに前進!解説陣はサヨナラ弾を呼んだ“盗塁”に熱視線

1

2023年06月17日 07:13  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

巨人・坂本勇人 (C) Kyodo News
◆ 9回無死一・三塁からのスタート

 巨人は16日、本拠地で楽天に6−5で勝利。2点ビハインドで迎えた9回裏に坂本勇人が逆転サヨナラ3ランを放ち、連勝を6に伸ばした。

 先制に成功しながらも終盤にリリーフ陣がつかまり、同点の8回は鈴木康平が二死二塁から小郷裕哉に勝ち越し2ランを被弾。ついに3−5と逆転を許してしまう。

 それでも9回裏、酒居知史に対して先頭の梶谷隆幸が二塁打で出ると、重信慎之介も安打で続いて一・三塁のチャンス。さらに重信が盗塁を決めて二・三塁とすると、坂本が直後の3球目をとらえて左中間スタンドに叩き込む起死回生の逆転サヨナラ3ラン。劇的結末で連勝を伸ばし、交流戦優勝に向けて一歩前進した。


 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、坂本の一発を“アシスト”した重信の盗塁に解説陣が熱視線を送った。

 MCの高木豊氏は「9回無死一・三塁からの盗塁、勇気が要りますよね。ただ、走ったことで坂本が思い切って行ける。ゲッツーがなくなるので」と2点を追う場面だけに、併殺の間で1点を返して二死走者なしを嫌い、一気に同点から逆転を見た積極采配を高く評価する。

 これには解説者の真中満氏も「それでもアウトになってしまえばチャンスが潰える場面。よく思い切ってスタートを切ったなと」とし、作戦を出したベンチと期待に応えた重信を称える。そのうえで、「この場面で気分的に楽ということはないですが、ゲッツーがなくなったことで優位に立てた打席になったかなと」とコメント。

 最後も高木氏は「坂本の本塁打を引き出したと言っても過言ではない」と強調し、試合を決めたベテランのひと振りはもちろんのこと、緊迫した状況で見事に盗塁を決めた重信に賛辞の言葉を送った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】頼れる男がひと振りで試合を決めた!/6月16日:巨人−楽天のハイライト
    ニュース設定