前回からの続き。最近のお話です。わたしは60代のヨシエ。子どもは2人とも結婚し、今は夫と暮らしています。息子コウタは同じ市内に住んでいますが、娘ワカナは遠方で子育てしています。
卒倒するかと思いました。わたしにとって娘は自分の分身のようなものです。心配でいてもたってもいられず、すぐに新幹線で向かいました。動揺するワカナを支え、病院の検査や説明に付き添います。
ワカナが治療に集中できるように、わたしは何度も何度も新幹線で往復しました。コウタから「出産時に子どもを預かってほしい」と話があった日も、実は午後からワカナの家へ向かうことになっていました。その後、ワカナは治療を続け、無事に回復。この状況をコウタに伝えていませんでしたが、ワカナが非難するようなメッセージを送ってしまったので説明しなければなりません。コウタとソノコさんは、わたしの大変さをきっと分かってくれますよね?
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子