<丸まった靴下>【後編】家事を増やしておいて平気な旦那。彼に足りないものは共感力ではなくて……?

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2023年07月27日 21:30  ママスタセレクト

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前回からの続き。投稿者さんは旦那さんに対して「共感力が足りない」と感じています。たとえば「靴下を丸めたまま洗濯機に入れられると困るよ。やめてほしい」と話しても、「俺は嫌だと感じないよ。嫌だと思う人が動けば円満だよね」と言われてしまうのだそう……。そこで投稿者さんは、丸めたまま靴下を洗濯。すると旦那さんからは「こんな嫌がらせをする意味がわからない」と怒られてしまいました。投稿者さんとしては、旦那さんに共感力がないからこそトラブルになっていると考えているのでしょう。
投稿内のママたちからは「うちの旦那も!」と共感の声が殺到。どうやらママたちにはたくさんの共感力が備わっているようですね……! 中には「最近は全然共感してくれない。昔は違ったのに……」とため息まじりのコメントも。恋人から家族になるにつれ、旦那さんはママたちに対して「もう共感力を使わなくてもいい」とどこか甘え始めているのかもしれません。

本人が共感を求めてないからじゃない?



さてここで、こんな意見も飛び出しました。
『別に「共感してほしい」って強く思ってないから、ほかの人にも積極的にやらない人が多いのかな』
共感しない人は自分自身が「共感してほしい」と思わないからこそ、他人にも共感しにくいのかも……との推測をしたようです。しかし……?
『本人は自覚してないことが多そうだけど、意見に同意しなかったり反対意見を言ったりすると明らかに不服そうな男性も多いよ。多かれ少なかれ、人間みんな基本的に共感はしてもらいたい生き物だと思う』
『特に自己愛が強い男性なんて、異論は認めないって姿勢の人も多いんじゃない?』
共感を求めない人なんていないのでは? と異論を唱えるママたちも現れました。反対意見に不服=共感が欲しい、という図式が成り立つのでは……と考えられたようですね。誰でも自分の話に対して頭ごなしに反論されるよりは、共感してもらえる方が嬉しいものではないでしょうか。

丸まったままの靴下……厄介さに気づいてないのかも?


ちょっと違った角度からの意見も寄せられたようですよ。
『旦那さん、結婚前まで実家暮らしだったのかな? 裏返しや丸まった靴下も母親が全部直して洗濯してくれてたとか?』
旦那さんが靴下の癖を直してくれないのは、その大変さがわからないからでは? と考えたようですね。共感力の足りなさはもちろんですが、経験値が足りないからこその行動なのかもしれないと推測したようです。しかし投稿者さんはこの考えを真っ向から否定しました。
『旦那は大学1年生から結婚するまで、8年ずっとひとり暮らししてたんです……』
なんと旦那さんは8年もの間、ひとり暮らしをしていたのだそう。ということは当然、洗濯も自分でしていたはずですよね……。
『え? ひとり暮らし経験者なの? じゃあわかっててやってるんだ……それはひどい』
それならば話は別、とばかりに旦那さんに対して非難の目が向けられました。自分も家事をこなしていた経験があるのに、なぜ投稿者さんのお願いを聞き入れてくれないのか……謎ですね。

投稿者さんの行動は、嫌がらせではないよね

『投稿者さんの行動を「嫌がらせ」って……。だったら旦那さんが丸めたまま洗濯に出すのも嫌がらせだよね。言ってることが矛盾してるって分からないのかな? 共感力とか関係なくない? 投稿者さんも言ってやりなよ。「私は嫌がらせと思わない。お互いに話し合って歩み寄るのが大事なのにね」って』
『靴下の件、そういう理屈なら最初に「丸めたまま洗濯機に入れる」っていう嫌がらせをしてきたのは旦那さんよね? 自分が都合いいことばっかりの言い訳にしか聞こえなくて不快だわ。自分がされて嫌ならするなと思うわ』
洗濯を自分でしたことのある旦那さんならば、丸められた靴下の厄介さをよく理解しているはずですよね。もしそうでなかったとしても、何度も「丸めて出さないで」と言われているのですから、投稿者さんが嫌がっていることはわかっているでしょう。それにもかかわらず癖を直そうとしない旦那さんこそ、嫌がらせをしているのでは……? と疑われてしまったようです。

旦那さんに足りないのは、共感力じゃなくて……


『それって「共感力」っていうの? 違うと思うけど。共感力じゃなくて、思いやりがないんじゃない?』
『お互いに感覚が違いすぎるから共感できないこともあるかもしれない。でもそういうときにこそ、お互いに「相手が嫌だと言っているから受け入れて気を付ける」姿勢が必要だよね』
「旦那さんに足りないのは、共感力ではなく"思いやり"では」と、鋭い指摘をしたママたち。旦那さんが丸めた靴下を洗濯機に入れ続けるのは、「自分が気にならないから」という理由でしょう。しかし実際に配偶者である投稿者さんは「やめて」と言っています。「自分は嫌だと感じないのだから、嫌だと思う人が動けばいい」というのは傲慢だと考えられたのでしょうね。

旦那さんに共感力が足りないと嘆いていた投稿者さん。しかし旦那さんに足りないものは思いやりなのかもしれませんね。夫婦だからこそ相手が「嫌だ」と思うことに耳を傾けて、お互いに歩み寄ることが大切ではないでしょうか。

文・motte 編集・みやび イラスト・善哉あん

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