<年越し、家でボッチ!?>妻の体調を考え、息子と2人で帰省してみた結果【後編まんが:夫の気持ち】

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2024年01月03日 22:10  ママスタセレクト

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前回からの続き。俺の妻のシホリには持病があり、疲れやすいところがあります。そんななかでも家事や子育てに力を尽くす妻を支えたいと思っていますし、支えられる強い自分でいたいと心がけています。息子のリクが小さいうちは、妻の体調を気づかい妻の意見を尊重することを優先していました。でも息子のリクが大きくなってくるにつれて、息子にいろいろな体験をさせてやりたいと思うようになってきたのです。そうだ、今年の年末年始はリクを連れて2人だけで実家に帰ろう。そうすれば妻には自宅でゆっくりしてもらえるし、俺は親孝行もできる。息子は同年代の親戚の子といっぱい遊べるし、我ながらいいアイデアだと思ったのです。ところが……。
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両親は大きくなったリクとの再会を、それはそれは喜んでくれました。その様子を見て、やっぱり帰省してよかったなと思ったのです。
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妻のためを思って決めた帰省でもあったけれど、その気持ちはおそらく伝わらなかったんだろうな。どこか勝手に「いろいろ考えてくれて、ありがとう」なんて言ってもらえると期待していた自分もいたのです。俺は、妻のことも息子のことも、そして両親のことも思いやれる男なんだぞ、と。でもそんなのひとりで考えているだけじゃダメで、ちゃんと言葉にしないといけないですよね。

楽しい年末年始を過ごし、久しぶりに自宅に帰る日となりました。妻はまだ怒っているかもしれません。でももしそうだったらちゃんと謝ろう。ちゃんと謝って、なぜ俺がリクと2人で帰省したかったのかをもう一度シホリには話そう。そう覚悟を決めていたのですが……。
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「家族はいつも一緒にいなきゃいけない」シホリはそんな風に考えていたのか……。体調がつらいなか、妻だって無理をしたり我慢をしたりしたこともたくさんあったのだと思います。その妻の頑張りというか気持ちを、俺がちゃんと汲み取ってあげられていなかったのですね。けっして義実家に行くことに怒っていたわけではないんだということが、妻の表情を見ていてわかりました。

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今まで家族で出かける計画などがあると、体調を整えて準備しないと……! と妻がいつも緊張していたことを思い出します。そんな妻の気持ちをわかっているつもりでいたけれど、俺はわかってなかったんだなあ。実際にコントロールしづらい体調をいちばん辛いと感じていたのは妻自身のはず。これからは無理せず、体調が悪いときは妻が留守番するという選択も積極的にしていきたいと思っています。そうすれば妻は1人でゆっくり過ごせるし、息子は俺と思いっきり楽しめる。そのほうがお互い気持ちがラクになると思うのです。ようやく自分たちの家族にあった楽しみ方を見つけられた気がします。息子が大きくなるまで、これからも家族の思い出を少しづつ増やしていきたいです。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・善哉あん 編集・Natsu

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