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前回からの続き。私は40代のエミコです。現在3歳と2歳の息子、1歳の娘の育児に奮闘中です。年子3人の育児は体力勝負で、大変さを感じることもしばしばです。そんなときは産院で知り合ったママ友4人のメッセージグループで悩みを相談したり共感してもらったりしていたのですが……。ある日、そのうちの1人サヤカさんから「年子大変アピ、いい加減やめたら?」とのメッセージが来てしまいました。しっかり者のサヤカさんにとって、私は「無計画に出産しておきながら大変と騒いでいる人」に見えているのかもしれません。
悩んだ私はカナさんとアヤさんに相談することにしました。カナさんは3歳の双子のママで、アヤさんは3歳と0歳のママです。
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「実はみんなに話してなかったんだけれど、結婚してからずっと授かれなかった過去があって……。できるだけチャレンジした結果、年子3人になったんだ」私は子どもが授からずクリニックに通いはじめたことや、次々と授かることになった事情を打ち明けました。
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「そんなことないよ! 少なくとも私は思わない」「私も!」カナさんとアヤさんが好意的に受け止めてくれたのでほっとします。
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メッセージグループで年子育児の大変さを愚痴りすぎたかもしれない、と後悔していましたが……。「愚痴ったことでまた頑張れるならいいんじゃない?」その言葉に励まされました。
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「そっか……。サヤカさんもこのメッセージグループがみんなの発散の場になっているっていうのは分かってるはずなんだけどなぁ……」アヤさんとカナさんも、いつになく冷たいメッセージを送ってきたサヤカさんに戸惑っている様子でした。私はサヤカさんとの修復を図るべく謝罪のメッセージを送りましたが、数日たっても返事はありませんでした。
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カナさんとアヤさんに優しい言葉をかけられ、落ち込んでいた私は少し元気になりました。偶然にも同じ産院で同じ日に第一子を出産したというこのご縁、やはり私は簡単に手放したくありません。初めての育児でできた初めてのママ友を大事にしたかったのです。そして数日後、私はがん検診のためクリニックを訪れました。子どもたちは両親に預け、受付を済ませて待合室に向かったところ、サヤカさんを見かけたのです。このクリニックは悩んでいた私たち夫婦が相談し、年子3人を授かるにあたってずっとお世話になっていた場所でもありました。私はようやくサヤカさんの状況や心情を理解することになったのです。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ふみまる 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
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