前回からの続き。私はリカ。気に入ったものを長年使うタイプです。特に今のバッグはボロボロになっても大事に使っています。しかし、ある日ふいに私は運命のあの人(バッグ・Bブランド15万円)と出会ってしまったのです。何ヶ月もコツコツとバッグ貯金をし、この度やっと購入しました。学校行事でママ友のマコちゃんに報告しようとして、ビックリ! なんとマコちゃんは私が紹介したBブランドのバッグを持っていたのです!
マコちゃんは、私がBブランドのバッグを紹介した後日の様子を教えてくれました。Bブランドのバッグに一目惚れをしたあと、何度もお店に足を運んだそうです。店員さんにすすめられるがまま、うっかり購入してしまったとのこと……。わかる。
「今日バッグを持ってくれば、リカちゃんに購入報告もできると思って〜!」無邪気に話すマコちゃん。
はあ〜……私の口から大きめのため息が出ました。
マコちゃんのことだから……とは思っていましたが。案の定、何も考えていないことが分かり、呆れると共にほっとしました。
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交流の少ないママに同じことをされたら、なかなかツッコみづらいですよね……。モヤモヤを抱えたままバッグをそっと押し入れにしまうことになったかもしれません。
今回の件は、私たちの信頼関係あってのことだったと思います。
付かず離れずで適度な距離感を保つのがいいといわれるママ友ですが、「双子コーデ」と言われてうれしい気持ちになれる。そんなマコちゃんは私にとってかけがえのない人です。「この人となら、これからも仲の良い友人を続けられる」改めて確信したお揃いバッグ事件でした(笑)。
原案・編集部 作画・カヲルーン