夫は母の日に何も触れずに、息子と一緒に美味しそうに食べています。本当に何も思わないのでしょうか……。
夫は軽い口調で「……え? なに? お祝いして欲しかったの? だったら言ってよーー!」と私に言います。
私は夫に「別に何か特別なことをして欲しかったわけじゃない。感謝して欲しいなって『いつもありがとう』って感謝の気持ちをほしがっちゃダメ?」と、本音を伝えました。
私は「私が父の日をお祝いしているのは、ミツキに「頑張っているお父さん」の存在を伝えて、「感謝」をする心を育んでもらいたいからなの」と、あらためて夫に理解してもらいたくて話しました。
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「自分でも分かっているわよ? 私は面倒くさい人間だなーって。こんなにイライラするなら、はじめから『母の日だよ』って言えば良いのになーって」と、夫に言いました。
夫に言いたいことが言えてスッキリしました! 本当は自分から母の日をアピールなんてしたくなかったし、「我ながら情けないことをしているな」なんて気持ちにもなりました。
けれど、何も分からない子どもに「価値観」を教えていくのも親の仕事。記念日は日々「当たり前」として流れそうになる感情を、いま一度確かめるためにあるものだと考えています。身近な人に感謝ができる人になって欲しい、季節の記念日を大切にできる人になって欲しい。私は息子に対して、そう思ってます。だから私はこれからも父の日を祝い続けます。
私からガツンと言われた夫は、それからは記念日に私への感謝を伝えてくれるようになりました。最初から上手くはできないと思うけれど、こうやって互いの要望を話して解決していきたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・チル 編集・横内みか
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