ダイキは、サッカーの練習から帰ると、いつもキラキラした目で今日の成果を報告してくれます。一方、娘のスミレはピアノやスイミング、そろばんなど、習ってはみたもののお気に入りには出会えず、いくつもの習い事を辞めてきました。
嬉しそうにアニメのグッズを眺めるスミレを見て、なんだか私も笑顔になりました。ファンブックや、キャラクター図鑑や缶バッジなど、いろいろな関連グッズも販売されているらしく「ずいぶん人気のアニメなのね〜」と、スミレの話を聞きながら思っていました。
息子は早々にサッカーという夢中になれるものが見つかって、良かったなと思っていました。
けれど娘にはなかなか夢中になれるものがなかったので、大好きなアニメに出会えて良かったとは思っていたのです。
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しかしアニメにハマり過ぎて、段々言動が「オタク」っぽくなってきたのです。
言葉遣いもそうですが、何かにつけていちいちオーバーリアクションをとり、性格まで変わってしまったように思えます。そんな娘に対して、私は「このままで大丈夫なのかな?」と思ってしまっているのでした。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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