そして後日、友人が遊びに来ました。私が義弟たちに関する悩みを打ち明けると……。
友人は私が義弟家族が帰省したときにもてなしていることを驚いていました。
友人のひとりは「いうかさ。長男の嫁だから、みんなの面倒をみなきゃいけないっていうの、もう時代遅れだよね」と強い口調で言いました。
友人は「あとさ、カズミの旦那がもっと動きなよって感じじゃない? あなたの弟たちが遊びにきているんだから」と、旦那のフォローが足りないと言っています。
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「旦那さんや義弟さんたちには期待できないとして。お嫁さんたちに何か頼んだら?」と、義弟のお嫁さんたちの動きに期待したらどうかという話になりました。
義弟家族を迎え入れる件について、友人に相談しました。友人のエリは旦那にも動いてもらうべき、嫌ならはっきり断ればいいと、強気なアドバイスをくれました。確かに彼女の言うとおりです。ただ親戚との間に波風を立てたくない気持ちが断ることを躊躇させます。
友人のシホは男性陣は頼りにならなさそうなので、お嫁さんたちにもっと動いてもらえるように、キッチンの食器や用具をわかりやすいように準備しておくのは? と助言してくれました。
このアイディアのほうが実行できそうな気がしたので、私はその方向で動いてみようと思うのでした。
【第3話】へ続く。
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