【バレー】ブラン監督「全員を選べないのは残念」男子日本パリ五輪代表12人の選考理由明かす

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2024年06月24日 14:58  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

フィリップ・ブラン監督(2024年6月4日撮影)

日本バレーボール協会(JVA)は24日、パリオリンピック(五輪)に出場する男子日本代表の内定メンバー12人を発表した。


イタリアリーグのセリエAで活躍する絶対エース石川祐希主将(28)をはじめ、高橋藍(22)、西田有志(24)らが順当に選出された。


一方で、現在参加中のネーションズリーグ(VNL)のメンバー14人に名を連ねるリベロ小川智大はメンバー外。アウトサイドヒッター富田将馬は、リザーブメンバー1枠へ回った。


また、東京五輪メンバーの高梨健太も選外となった。


以下、フィリップ・ブラン監督のコメント


セレクションは強いストレスになる。できるだけそういった状況を避けてきた。選手全員を選べないのは残念。MBは3人選んだが、山内、小野寺は経験豊富。3人目の高橋はオリンピックに行くならフィジカル面で強化し、膝の痛みを抱えながらもプレーするよう、期待に応えて努力してくれた。ラリーは今までの練習で良かった、米国戦でも良いプレーをしてくれた。ロサンゼルスには間違いなく行くと信じている。


リベロに関しては、世界一のリベロが2人いる。多くの国が世界一のリベロが欲しい中2人いる。山本はフローターサーブでのパス、戦術改善、小川はディグの技術向上が課題だった。2人とも大きく上達した。今回のVNLでは同じような出場機会を与えた。2人ともリーダーシップを持っていると披露してくれた。2人とも毎日の練習において、いい雰囲気を作る性格を持った選手。ただ、現在世界各国が強いスパイクを打ってくるので、彼を選んだ。活躍してくれると期待している。


オリンピックまでの期間は短い。最大のゴールは、選手全員を良い状態で迎えさせて上げること。戦術においては、高橋のコンビネーション向上。練習機会が少なかった。VNLでの試合を見返して、どの部分を改善すれば向上するか突き詰めていきたい。


歴史をつくる。メダル取るために常に突き進むことを、関わる全ての人、ファンに誓いたい。

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