前田健太、打球直撃のアクシデントで降板…6回途中2失点の力投も3勝目ならず

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2024年06月29日 13:34  ベースボールキング

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ベースボールキング

打球直撃のアクシデントに見舞われ6回途中で降板する前田健太(左端)
○ エンゼルス 5 − 2 タイガース ●
<現地時間6月28日 エンゼル・スタジアム>

 タイガースの前田健太投手(36)が28日(日本時間29日)、敵地でのエンゼルス戦に先発登板。6回に痛烈なライナーを左手首と腹部に受けるアクシデントに見舞われ、6回途中2失点で降板した。

 初回、先頭のシャヌエルに右前打を許すと、現在リーグ首位打者の2番・レンヒーフォには1ボール後の90.8マイル(約146キロ)の直球を捉えられ、これが中堅フェンスを越える先制の2ラン被弾。打者ふたりで2点を失ってしまった。

 それでも、2回は6番・ネト、7番・モニアクを連続三振に仕留めるなど3者凡退。3回は無死一塁でシャヌエルを三振併殺に退けるなど2回以降はゼロを刻んだ。

 2−2の同点で迎えた6回は、一死無走者で3番・ウォードに許した痛烈なライナーが左手首と腹部を直撃。一塁方向へ転がった打球に反応し素早くベースカバーに走ったが、プレーが途切れると一塁ベース付近でうずくまった。

 すぐさまベンチからトレーナーらが駆け寄より状態を確認。一度は自らの足でマウンドに戻ったものの、そのあとベンチに下がり、そのまま交代となった。2勝目を挙げた5月24日(同25)以来の白星を目指したが、5回1/3で87球、6安打2失点、4奪三振1四球の内容で無念の降板。今季3勝目はお預けとなり、防御率は5.76となった。

 タイガースは同点で迎えた8回裏、4番手のミラーが勝ち越し3ランを浴び2−5で敗戦。これで3連敗となり、今季通算37勝45敗で借金8となった。

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