昨季限りで現役引退の長谷部誠氏、フランクフルトのU−21コーチに就任!

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2024年07月12日 08:45  サッカーキング

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指導者キャリアをスタートさせた長谷部誠氏 [写真]=Getty Images
 フランクフルトは11日、昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF長谷部誠氏がU−21チームのコーチに就任したことを発表した。

 今年4月に2023−24シーズン限りで現役を引退することを発表していた長谷部氏は、今後のキャリアについてフランクフルトで指導者キャリアをスタートする予定であることを明かしていたなか、今回正式にU−21チームのコーチに就任することが決定した。

 就任に際し、長谷部氏はクラブ公式サイトで「もちろん、新たな挑戦を楽しみにしており、この機会を与えてくれたアイントラハトに非常に感謝をしています。また、このクラブで活動を続けられることをとても嬉しく思います。私は23年間プロサッカー選手として活動し、その間に多くの経験を積んできましたが、コーチという仕事は全く違います。まずは、新しいポジションで多くの経験を積んで、一歩ずつ自分を成長させることが重要です」と意気込みを語っている。

 1984年1月18日生まれで現在40歳の長谷部氏は、2002年に藤枝東高校から浦和レッズに入団しプロキャリアをスタートさせた。徐々に出場機会を増やすと、7シーズンで公式戦通算215試合に出場し24ゴール17アシストを記録。中盤の主軸として2006年のJ1リーグ制覇や、翌年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝など、数々のタイトル獲得に大きく貢献した。

 2008年1月にはヴォルフスブルクに完全移籍加入。“鬼軍曹”の異名で知られるフェリックス・マガト監督の下で主力に定着すると、2年目の2008−09シーズンはブンデスリーガで25試合に出場し、クラブ史上初のマイスターシャーレ獲得の原動力となった。2013年9月にはニュルンベルクへ移籍し、翌年にフランクフルトへ加入。同クラブでは公式戦通算304試合に出場し、2021−22シーズンには最終ラインの一角として、ヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献した。

 なお、ブンデスリーガでの通算出場試合数は「384」となり、ドイツ人以外の外国人選手としては元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ氏(390試合)に次ぎ、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(現:バルセロナ)と並んで史上2位タイの出場数を記録した。

 また、2006年2月にデビューした日本代表では、歴代7位の国際Aマッチ通算114試合に出場し、2ゴール10アシストをマーク。3度のFIFAワールドカップ(2010、2014、2018)、2度のAFCアジアカップ(2011、2015)を経験し、AFCアジアカップカタール2011では優勝カップを掲げた。また、2010年からはキャプテンとして長年チームを牽引し続けた。

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