エフエム東京社長が不適切言動で辞意→取締役会長に 複数の内部通報が寄せられる
19
2024年09月26日 20:11 ORICON NEWS
エフエム東京は26日、代表取締役社長の黒坂修氏の不適切な言動に関して、内部通報が寄せられたことを公表。同日開催の取締役会で調査報告が行われたが、それに先立ち、黒坂氏から辞意が表明され、取締役会長と変更になった。代表取締役会長の唐島夏生氏が、代わって代表取締役社長に就任する。
【画像】聴取率全日平均でV15を達成していたTOKYO FM 同社は「本年6月から8月にかけ、黒坂代表取締役社長の不適切な言動に対する内部通報を複数件受信、常勤監査役による実態調査を行ってきました。本日開催の取締役会にて調査報告を行いましたが、それに先立ち黒坂社長より、代表職および社長職に関する辞意が表明されました。これを受け、以下の通り、経営体制の一部変更を本日開催の取締役会にて決議しましたので、お知らせします」と伝えた。
続けて「新経営体制においては、ガバナンスの強化および厳しいメディア環境下での構造改革を第一の課題と捉えるとともに、全国 FM 局による JFN=ジャパンエフエムネットワークの新時代を切り開くべく加盟各局との連携をより一層強化してまいります」とした。
さらに「黒坂新会長については、不適切な言動による社内的混乱、人材の流出、社内モチベーションダウン等をもたらした責任を明確にするため、上記代表取締役の異動人事に加え、月額報酬の一定率を年度内削減する処分を実施中です」と現状を報告。「唐島新社長(前会長)をはじめとする常勤取締役については、上記混乱等を未然に防げなかった責任により、月額報酬の一定率3ヶ月削減を10月報酬額から実施します」と記されている。
Copyright(C) 2024 oricon ME inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。