きのう夜遅く、横浜市にある全長およそ40メートルの踏切で、20代の男性が電車にはねられ死亡しました。男性が踏切内の待避できるスペースを間違えた可能性があるということです。
きのう午後11時ごろ、横浜市鶴見区の「生見尾踏切」で、外国籍の20代の男性がJR東海道線の上り電車にはねられ死亡しました。
この踏切には東海道線や京浜東北線など上下6線があり、全長は、およそ40メートルあります。
記者
「こちらの踏切は非常に長い踏切で、中央部分に電車を避けるスペースがあるのですが、男性はそのスペースにいると勘違いしてしまった可能性があるということです」
警察によりますと、電車の監視用カメラには、男性が待避できるスペースの手前でスマホを見ながら立ち止まる様子が写っていました。
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JR東日本によりますと、電車の運転士は150メートル手前で警笛を鳴らし、ブレーキをかけていました。
「(警報機が)途中で鳴り出すと、走っていったりするけどね。走れない年寄りの人は危ないよね」
この踏切では、今年4月にも男性が電車と衝突して死亡する事故が起きています。