ダルビッシュ ブルペンで待機も登板なし 先発キングが7回無失点、パ軍が地区シリーズに王手、その他は下位チームが勝利の下剋上

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2024年10月02日 12:01  TBS NEWS DIG

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■MLB ワイルドカードシリーズ パドレス 4ー0 ブレーブス(日本時間2日、ペトコ・パーク)

ワイルドカードシリーズが2日(日本時間)にスタート、パドレスが先発M.キング(29)が7回無失点12奪三振の好投、打線はF.タティースJr(25)、K.ヒガシオカ(34)のホームランで4対0とブレーブスに勝利。地区シリーズ進出に王手をかけた。中継ぎに指名されたダルビッシュ有(38)の登板はなかった。その他の3試合は下位チームが勝利の下剋上となった。

3試合で2勝先勝のワイルドカードシリーズ、前日までレギュラーシーズン最終戦ダブルヘッダーを戦って、ポストシーズン進出を決めたブレーブスはアトランタからサンディエゴに移動して、翌日試合となった。絶対的エース、今季18勝(3敗)、防御率2.38、225奪三振と“投手三冠”を獲得したC.セール(35)が背中の故障で出場登録から外れた。エース不在の中、先発はレギュラーシーズン1度しか登板していないA.J.スミス=ショウバー(21)にこの大一番のマウンドを託した。

立ち上がり、パドレス先発のキングは2本のヒットを許したが、2者連続三振を含む、3つのアウト全てを三振で無失点に切り抜けた。その裏、大谷翔平(30)と首位打者を争った1番・L.アラエス(27)がヒットで出塁すると、2番・タティースJrがレフトスタンドへポストシーズン1号となる先制の2ラン。最高の形で点を奪った。

2回にはポストシーズンを含めたメジャー通算293登板は全て先発のダルビッシュがブルペンのマウンドで体を少し動かしていた。しかし、先発キングが7回まで投げて、89球、被安打5、奪三振12、四死球0、失点0と最高のピッチングを見せた。ブレーブスはパドレス投手陣の前に15三振を喫した。パドレスが盤石な試合運びで快勝、ドジャースが待つ地区シリーズ進出に王手をかけた。

ナ・リーグのもうひと試合、ブルワーズ対メッツはシーソーゲームとなった。5回、3対4と1点を追うメッツは2死一、二塁から2番・J.イグレシアス(34)のタイムリーで同点、さらに満塁から2本のタイムリーで5点を奪い、8対4と突き放し、メッツの逆転勝利となった。

ア・リーグ、菊池雄星(33)が所属するアストロズ対タイガースの一戦は2回にアストロズの先発F.バルデス(30)が2死一、三塁から3連打を浴びて3失点、タイガース先発、ア・リーグ“投手三冠”、サイヤング賞候補のT.スクーバル(27)が6回無失点の好投。アストロズは9回裏、0対3から1点を返し、2死満塁と一打同点の場面を迎えたが、タイガース投手陣が粘りを見せ先勝、アストロズは後がなくなった。

オリオールズ対ロイヤルズは6回、ロイヤルズが2死三塁の場面でア・リーグ首位打者のB.ウィットJr(24)が先制のタイムリー、今季11勝を挙げたC.レーガンズ(26)が6回を無失点、中継ぎ陣が最少得点差を守り切り、ロイヤルズが勝利を挙げた。

【ワイルドカードシリーズ】※10月2日~4日、3試合で2戦先勝
◆ア・リーグ
アストロズ(1敗)1ー3 タイガース(1勝)(ミニッツメイド・パーク)
オリオールズ(1敗)0ー1 ロイヤルズ(1勝)(オリオール・パーク)

◆ナ・リーグ
ブルワーズ(1敗)4ー8 メッツ(1勝)(アメリカンファミリー・フィールド)
パドレス(1勝)4ー0 ブレーブス(1敗)(ペトコ・パーク)
 

このニュースに関するつぶやき

  • 長いシーズンを乗り切ってからのポストシーズンは、やっぱ熾烈やねぇ〜ɽ��ʤ������  でも大谷くんのお陰でその熾烈な闘いを目撃できてホント幸せじゃ!��ʥ�祭��������
    • イイネ!1
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