東京都内で大麻を所持したとして、警視庁田無署は3日、キックボクサーの木村・フィリップ・ミノル容疑者(31)=ブラジル国籍=を大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。
逮捕容疑は1日夜、西東京市の西武池袋線ひばりケ丘駅で、大麻を所持したとしている。
捜査関係者によると、木村容疑者は駅で職務質問を受けた際、大麻成分入りとみられる液体(リキッド)や植物片を所持していた。鑑定の結果、一部から大麻成分が検出されたという。
木村容疑者は2010年にプロデビューし、20年3月に「K―1 WORLD GP」でスーパーウエルター級王座を獲得するなど活躍していた。【遠藤龍】
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