旅行のことを考えながらウキウキ家事をしていると、スマホが鳴りました。見ると、義母からの着信でした。普段義母から連絡がくることなんて、ほとんどありません。なんだか嫌な予感がしましたが、出ないわけにもいきません。私はおそるおそる応答しました。
私は思わずすっとんきょうな声を出しましたが、義母はそれに気付かず嬉しそうな声で続けます。
私はいまだに状況が飲み込めません。しかしどうやらイブキが旅行の話を義両親にしたようです。
反論をする前に、電話は切られてしまいました。私は自分のスマホを眺めて呆然とします。
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久々の旅行に浮かれていた私。しかしそこに義母から電話がきて、衝撃の事実を知ることに。なんとイブキが私に何の相談もなく、義両親まで旅行に呼んでいるというのです。しかも旅費や交通費など、すべてわが家持ちという約束で……。
そのうえ義母は、「旅行の予定を平日でなく土日にしてほしい」と言い出し、私は怒り心頭! そんなのあまりにも一方的で、身勝手な言い分ではありませんか。義母にはぬか喜びをさせてしまい申し訳ありませんが、元凶であるイブキにどうにかしてもらわないと気がすみません。
【第3話】へ続く。
原案・編集部 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・横内みか
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