限定公開( 3 )
地球へ接近している「紫金山・アトラス彗星(すいせい)」が、10月中旬に見ごろを迎えました。X(Twitter)では撮影に成功した人の投稿が相次ぎ、盛り上がりを見せています。
・参考:「紫金山・アトラス彗星の観察チャンス」(国立天文台)
●日本時間10月13日に地球へ最接近
紫金山・アトラス彗星(Tsuchinshan-ATLAS彗星)は、2023年1月に発見された彗星。2024年9月28日(日本時間。以下同)に太陽へ最接近しました。
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地球には10月13日に最接近し、この頃から観察が可能に。地形や天候にも作用されますが、国立天文台は「肉眼で見るのは難しそう」としつつも、適切に設定したカメラで撮影することはできると予測していました。
●幻想的な写真がたくさん
10月13日は撮影に挑戦した人が多かったようで、Xには彗星の写真が多数投稿されており、夕方の空に尾を引く幻想的な姿がくっきりと捉えられています。
国立天文台によると、10月16日以降は彗星の高度が高くなり、最も観察しやすくなる見込み。地球から遠ざかることで暗くはなるものの、双眼鏡や望遠鏡があれば、10月末までは観察が可能とされています。
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