私としては、義母がモカに興味を持っているとはあまり思えません。
モカが生まれたときも、「無事に生まれたのね。良かったわ。ヒカリちゃんもモカちゃんも、体を大事にしてね」とは言ってくれました。しかしモカを抱っこしたり、あやしたりしてくれたことなどはほとんどありません。私たちが勧めない限りは、絶対に自らしようとしないのです。近くに住んではいますが、わが家ともほとんど接触がありません。
節目節目にお祝い金をくれるので、モカの成長を気にかけているのでしょうし、ありがたいとは思っています。
しかし普段の態度を見ていると、「子どもが好きじゃないのかも」「むしろ気を遣わせて申し訳ない」と感じてしまうほど淡泊。だから私は、「ケンイチが無理に誘ったのでは」と思ってしまったのです。
ケンイチはウキウキしたままですが、私はちょっと気が重くなってしまいました。
家族でとても楽しみにしていたモカの運動会。私たち夫婦は、趣味でもあるカメラを片手に気合い十分。しかし3人でのイベントと思いきや、ケンイチが勝手に義母を呼んでしまいました。義母のことは決して嫌いなわけではありません。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・まゆか! 編集・横内みか