前回からの続き。私の旦那のマサシは、挨拶をしないし、挨拶を返さないそうです。本人は「自分に言ったかわからない」「挨拶された? 気がつかなかった」と本気で言っているので悪気はありません。しかし相手にしてみれば「無視された」と思い気分は悪いですよね。前に住んでいたところでも、冗談のように何人かのママに「旦那さん、挨拶しないよね」と言われたので、マサシと「挨拶はしないと」と話し合ったことがあります。……それなのに、引っ越してきた今でもまだ挨拶していなかったようで……!?
「ケントが真似して誰にも挨拶しなくなったらどうするの?」と私が話しても、マサシは「何か困るの?」と言うので丁寧に説明する必要があると思いました。
「あのね、挨拶ひとつって思うかもしれないけれど、挨拶って大事なのよ」聞くと、マサシは会社でも挨拶を返していないようでした。
挨拶を返さないと起こりうるリスクと、挨拶をして損はないということをマサシに理解してもらうため一生懸命説明しました。
挨拶は「おはようございます」だけではありません。おはようございます。こんにちは。ありがとう。ごめんなさい。これが言えなくて、損をする人ってたくさんいると思います。
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私は挨拶はコミュニケーションのはじまりだと思っています。挨拶をしてから話をはじめますよね? その最初のコミュニケーションを拒絶したら、それ以上の繋がりは得られません。それどころか、こちらが無視をしたことにより拒絶されるでしょう。
私だってご近所の人が、にっこり笑顔で挨拶してくれたらなんだか嬉しい。逆にムスッとした人が挨拶を返さなかったら、なんだか嫌。
マサシはなぜそのことがわからないのでしょうか。
【第4話】へ続く。
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