




わが家は「子どもは2人」と決めているので、今後赤ちゃんを育てることはないでしょう。大変だったけれど、愛おしい思い出が詰まったベビー用品は、まだ捨てられずにしまっていました。
娘たちの成長とともにいつか手放せるときがくる。そんな風に思っていたのですが……?


「ナナミ」ちゃんとは、夫の妹。つまり私にとっては義理の妹にあたる人です。隣の県に住んでいますが、基本、会うことはありませんでした。2年前に結婚をして、このたび妊娠をしたとのこと。おめでたい状態であることは理解できますが……。


確かにわが家はもう子どもを望んでいないので、ベビー用品は必要ありません。
しかしこれらのベビー用品にはたくさんの思い出があるし、何よりもウチの両親が買ってくれた大切なものなのです!
もちろん使わない以上、いつかは手放さなくてはいけないことも分かっています。しかしそれがすべて義妹の手に渡るのかと思うと、モヤモヤしてしまう私は心が狭いのでしょうか? いや、両親が買ってくれた大切なベビー用品です。納得するまで夫と話し合いたいと思います。
【後編】へ続く。
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