青春18きっぷ、冬季から内容変更 「3日用」新規設定、複数人や分散利用NGに

133

2024年10月24日 14:40  TRAICY

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TRAICY

写真

JRグループ各社は10月24日、冬季の「青春18きっぷ」の設定について発表した。今季から内容をリニューアルし、従来の5日間用に加えて新たに3日間用を設定するほか、自動改札機の利用が可能になる。

「青春18きっぷ」はJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りができるきっぷ。従来の制度(5日間用)では、期間中の任意の日程で利用でき、1枚のきっぷで1人で5日、5人で1日など柔軟な利用も可能だった。一方、新たな制度では連続する5日間(3日間用は3日間)の利用となり、1枚を複数人で使用することもできなくなる。

冬季分の利用期間は12月10日から2025年1月10日までで、発売期間は5日間用が12月10日から2025年1月6日まで、3日間用が12月10日から2025年1月8日まで。価格は5日間用が12,050円、3日間用が10,000円。全国のJRの主な駅、旅行センター、旅行会社で発売する。

従来通り、JR線と直通運転している私鉄・第三セクター鉄道線や、JRバスの利用はできない。ただし、青い森鉄道の青森〜八戸駅間、あいの風とやま鉄道の富山〜俱利伽羅駅間、IRいしかわ鉄道の倶利伽羅〜津幡駅間、ハピラインふくいの越前花堂〜敦賀駅間の通過利用は可能。

また、新幹線や特急、急行列車は利用できないが、特例として石勝線の新得〜新夕張駅間、室蘭線の東室蘭〜室蘭駅間は特急列車の普通車指定席の空席、奥羽本線の青森〜新青森駅間、佐世保線の早岐〜佐世保駅間、宮崎空港線の宮崎空港〜宮崎駅間は普通車自由席を利用できる。

普通・快速列車のグリーン車自由席利用時にはグリーン券を、普通・快速列車の普通車指定席利用時には座席指定券を、「ホームライナー」等のライナー列車利用時には乗車整理券かライナー券を別途購入すれば利用可能。

このほか、青春18きっぷとの併用で北海道新幹線の一部区間などを利用できる「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も内容をリニューアルし、価格を2,490円から4,500円に値上げする。これまでの利用区間は奥津軽いまべつ〜木古内駅間だったが、冬季分からは新青森〜木古内間で利用できるようになる。従来通り、道南いさりび鉄道の木古内〜五稜郭間も利用可能。

このニュースに関するつぶやき

  • JR得意の改悪が始まりました��使いにくくして利用者が減ると「需要がない」「市場の動向」と言い出すǭそして需要を喚起せず安易に廃止��昔の国鉄に先祖返り��う〜ん����
    • イイネ!9
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(71件)

ニュース設定