5歳の娘が搬送先の病院で死亡　母親（43）が子ども2人を殺害しようとした事件　容疑を殺人に切り替えて捜査　横浜・港北区

きのう夜、横浜市港北区の住宅で43歳の母親が子ども2人を殺害しようとしたとして現行犯逮捕された事件で、5歳の娘が搬送先の病院で死亡したことがわかりました。

殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、横浜市港北区の無職・上重愛容疑者（43）で、小学5年生の息子（11）の首を絞め、保育園児とみられる娘の楓ちゃん（5）を水の入った浴槽内に沈めて、それぞれ殺害しようとした疑いがもたれています。

警察によりますと、仕事から帰宅した父親（40代）が2人を見つけ通報し、警察が駆けつけたところ、息子は2階の部屋で、楓ちゃんは脱衣所で、それぞれ仰向けで倒れていたということです。

2人は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、楓ちゃんはその後、搬送先の病院で死亡したことがわかりました。

上重容疑者は、取り調べに「殺そうとしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は容疑を殺人に切り替えて、事件の詳しいいきさつを調べています。