ホンダは31日、ミッションオイルが漏れる不具合で、走行中に転倒する恐れがあるとして、原付きバイク「タクト」など6車種計約65万台(2013年12月〜24年9月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
他の車種は「ジョルノ」「Dunk」と、ヤマハ発動機にOEM(相手先ブランドによる生産)供給した「JOG」「Vino」など。
国交省によると、製造工程が不適切で、ケースの合わせ面からオイルが漏れ、潤滑不良となりベアリングが破損。最悪の場合、走行中に後輪がロックし、転倒する恐れがある。これまでに63件の不具合が報告され、転倒事故も2件起きているという。