価格50万円!甲冑ランドセルが爆誕 「武将!」「めちゃくちゃかっこいい」「すごい技術」とネットで話題に

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2024年11月01日 14:50  まいどなニュース

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小学生の女の子たち ※イメージ写真(maroke/stock.adobe.com)

戦国武将さながらの「甲冑ランドセル」がインターネット上で大きな注目を集めています。価格は何と50万円(税込み)。見た目のインパクトが強く、受注が始まるとSNSを中心に拡散。「武将ランドセル!」「めっちゃいいじゃん」「めちゃくちゃかっこいい」「すごく素敵」「すごい技術」などの声が相次いでいます。

【写真】激シブ!甲冑みたいなランドセル(実際の写真)

1957年創業の名古屋にあるランドセルメーカー「村瀬鞄行(かばんこう)」が手掛けた「赤色小札黄銅鋲背嚢具足(あかいろこざねおうどうびょうはいのうぐぞく)」。

同社担当者によると、ランドセルの量産時に出る端切れを活用し、「色と形だけで甲冑のように見せたランドセルです」。左右のマチ部分には、にらみをきかせた顔をデザインし、「より甲冑らしく見えるようにしました」。鞄としての機能はあるものの、あくまでも観賞用推奨の「作品」という位置付け。一般的なランドセルよりは重く、小学生の通学に適した性能は持ち合わせていないといいます。

長い商品名は甲冑のパーツ名や鞄用語を並べたもので、「赤色の小札と黄銅の鋲を使った背嚢という道具」という意味。「小札は革製の小さな短冊状の板。日本式甲冑の主要なパーツで、これがたくさん集まって鎧となります。黄銅は真鍮(しんちゅう)。鋲は金属の留め具。具足は鎌倉時代や戦国時代の甲冑『当世具足』を指します。広い意味では、甲冑以外の馬具や仏具でも使われる言葉です。当作品の名前も、単に『当世具足をモチーフとしている』ことだけでなく、『背嚢(はいのう)という道具』という意味も持たせており、ダブルミーニングになっています」(同社)

国内最大の革製品コンテスト「Japan Leather Award 2024」(日本皮革産業連合会主催)でアーティスティックデザイン賞を受賞。2022年に同コンテストバッグ部門特選を受賞したランドセル「浮世鞄 富嶽」(税込み50万円)とともに、10月31日から受注生産を開始しました。11月1日午前現在、注文はまだ入っていないそうです。ランドセル職人による手作りのため、納期は約6カ月。支払い方法は銀行振込のみ。詳細は同社公式オンラインショップで。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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  • 外国ではランドセルをオシャレバッグとして使う人もいるらしいので、サムライオタク(?)が注文しかねない…w
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