前回からの続き。私(ユウコ)は共働きをしています。息子のタイチ(4才)とコウキ(1才半)は絶賛砂場ブーム中。保育園が終わったあと、公園の砂場で存分に遊ばせるのが日課です。しかし最近、小学生の男の子の公園の使い方に疑問を抱いています。そんなに全速力で走って、もし小さい子にぶつかったら……? そう思った私は小学生に注意を促したのでした。すると小学生たちは、納得していない顔で「おばさんがうるさいから遊べない」と言って帰ったのです。私は腹立たしくてたまりません。そのことをママ友に話すとミクさんは賛同してくれたのですが、シホさんは私たちに何か言いたいことがあるようで……?
「上の子、小学生だからさ。なかなか難しいところがあるよね」
と、小学生の子どもの母親側であるシホさんの意見は私たちとは真逆なものでした。
だからこそリアルな言葉でした。
小学生だって「子ども」なのです。
何も悪いことをしているわけでもない子ども相手に、私たちは何を熱くなっていたのでしょうか……少し恥ずかしくなりました。
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シホさんの言葉は私たちに響きます。
自分の子どもが小さければ小学生を「危ない存在」って思うし、子どもが小学生であれば小さい子を「危ない存在」だと思う……なるほどなと私たちは思いました。
「親がついている方が気を配って、どちらの子どもたちも楽しく伸び伸びと遊べるように配慮してあげればいい」
と、シホさんは言いました。
私は「公園はみんなのモノ」と言いながらも、知らず知らずのうちに小学生に我慢をさせていたのかもしれません。
公園にいた小学生は別に意地悪をしているわけでもなく、ぶつかってしまった子に謝ったりもしていました。
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親がついている方が気を配ってあげればいいだけであって、公園で小学生に配慮を求めてしまうのは違ったのかもしれません。
これからは自分の子どものことだけではなく、公園にいる子どもたちのことを考えながら行動していきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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