堀ちえみ、夫婦で初取材会「本当にみなさまのおかげ」 ほほえましい一幕も「汗が…(笑)」

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2024年12月01日 12:56  ORICON NEWS

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感謝を伝えた堀ちえみ (C)ORICON NewS inc.
 歌手でタレントの堀ちえみと夫の尼子勝紀氏が1日、都内で書籍『人生の悩みをシンプルにする50の言葉』(主婦と生活社)発売記念取材会を行った。

【写真】2ショットで笑顔の堀ちえみ&尼子勝紀夫妻

 「悩みがない」。堀は、かつてのブログのタイトルにこう書いていた。夫である尼子氏について「うちのパパはあやふやじゃなくて、寧ろバッサリ斬るタイプですが、面白いから好きよ笑」「悩みごとや相談ごとがある時の、解決策や方法は的確!」と語っていた。その秘密を探ったのが本書となっている。

 取材会で、堀は「共著ということで、夫婦で出させていただきました。2019年2月に舌がんを患ったということで、いろんなことが今までありましたが、本当にみなさまのおかげで、ここまでやっとしゃべられるようになりました。歌も歌い、今年もライブもコンスタントに実現できました」としみじみ。「医療従事者のみなさま、家族・スタッフのみなさま・ファンのみなさまの支えがなければ、今の自分は生きてこれらなかった」と思いを伝えた。

 夫の尼子氏も「1年ほど前からこの本の構想が始まりまして、ようやくこの日がきたなと。(堀が)舌がんになって、落ち込む時もあれば、励ます時にどういう言葉をかけたらいいだろうと考えながら、どういう会話があったのかを本にまとめさせていただきました。がん患者の方、ご家族の方にもぜひお読みいただきたいと思います」と言葉に力を込めた。

 尼子氏は「打ち合わせに打ち合わせを重ねて、こういうものを作っていこうと。読みやすいものが作れた。子どもたちも読みやすくてわかりやすいねと言ってもらいました」とにっこり。報道陣向けては初の囲み取材という点について、尼子が「家内と並んでこういう形でお話しするのは初めて。心中お察しください」と明かすと、堀が「汗が(笑)」と呼びかけるなど、ほほえましい一幕も見られた。

 堀は2019年2月にステージ4の口腔がん(左舌扁平上皮がん)を公表。同22日に行われた手術では頸部リンパ節を取り、舌の6割を切除して再建手術も行うなど、オペは11時間にも及んだ。19年4月には食道がんであることを公表。診断はステージ1で、舌がんと同じ扁平上皮がんとし、舌がんの転移・再発ではないと明かした。

 現在の状態について、堀は「元気でして。3月には、先生から完治という言葉をいただきました」とアピールすると、尼子も「寛解ではなくて完治というお言葉をいただきました」と声を弾ませていた。

【堀ちえみ】
1967年2月生まれ。大阪府堺市出身。B型。趣味は読書、旅行。第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンで芸能界入りし、1982年「潮風の少女」でデビュー。1983年に出演したドラマ「スチュワーデス物語」が日本中で大ヒットした。7児の母として、テレビ出演のほか、講演会、音楽活動と幅広く活躍している

【尼子勝紀】
1965年12月生まれ。東京都出身。O型。趣味は食べ歩き、旅行。高校卒業後、大手遊技機メーカーに就職し、役員まで務める。夫婦でペット関連の新規事業を立ち上げた。

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