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女芸人NO・1を決める「THE W 2024」決勝が10日、日本テレビ系で午後7時から生放送され、にぼしいわしが5度目の決勝進出で初優勝、8代目女王に輝いた。
最終決戦でにぼしいわしが4票、紺野ぶるまに2票、忠犬立ハチ高が1票で、にぼしいわしが振り切った。投票前にはお互いがけん制する一幕があった。
最終投票前にコメントを求められた、にぼしいわしの伽説(ときどき)いわし(32)は「4回出て、4回目でやっとここ(最終決戦)来られたんで。初出場でスッと出ている忠犬立ハチ高には絶対負けたくないです」と火花を散らした。
一方の忠犬立ハチ高のノムラフッソは「初めての決勝でっていう話ありましたけど、面白かったらしょうがないですよね」とコメントした。
それを聞いた伽説は真顔で「漫才に小道具持ってくんな!」とやり返した。忠犬立ハチ高が最終決戦で披露した漫才のテーマは「官能小説」。手に小説を持って漫才を披露していた。
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X(旧ツイッター)では「にぼしいわしおめでとう 最後の『漫才に小道具もってくんな』職人気質が垣間見えてカッコ良かった あの一言で にぼしいわし応援したよね」「漫才に小道具持ってくるな、これ熱いわ にぼしいわしの漫才への気持ち伝わるわ」「漫才に小道具持ってくるな その通り!よく言ったぞ!にぼしいわし」などと書き込まれていた。
Aブロックは、やました、ぼる塾、にぼしいわし、もじゃの順で登場し、にぼしいわしがファイナル進出。
Bブロックは、レモンコマドリ、おかずクラブ、紺野ぶるま、キンタローの順で登場し、紺野ぶるまが勝ち上がった。
Cブロックは忠犬立ハチ高、エルフ、足腰げんき教室、河邑ミクの順で登場し、忠犬立ハチ高が勝ちきった。
決勝は4組ずつ3ブロックに分けて行い、審査員6人と国民投票枠を含めた1票も加えて審査。各ブロックで勝ち残った3組で最終決戦を行う。決勝のMCはフットボールアワー後藤輝基と黒田みゆアナウンサーの2人が届けた。
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審査員は麒麟・川島明、アンガールズ田中卓志、笑い飯哲夫、阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子、マヂカルラブリー野田クリスタル、さらば青春の森田哲矢が務めた。
「THE W」では17年に第1回が行われ、初代王者にはゆりやんレトリィバァが輝いた。その後、第2回で阿佐ケ谷姉妹、第3回で3時のヒロイン、第4回で吉住、第5回でオダウエダ、第6回で天才ピアニスト、第7回で紅しょうがが優勝している。8度目の大会は過去最多の903組がエントリーした。優勝賞金は1000万円。
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