自民党東京都連が、去年とおととしの政治資金収支報告書でパーティー券を購入した政治団体などの一部を記載していなかったとして、きのう訂正を届け出て、受理されました。不記載の総額はあわせて832万円分にのぼっています。
記載されていなかったのは、おととしの収支報告書で3つの政治団体などのあわせて304万円分、去年の収支報告書で4つの政治団体などの528万円分となり、2年間で総額832万円分に上っています。
去年の収支報告書の不記載については、当時衆院議員だった山田美樹氏が支払った150万円分、当時衆院議員だった若宮健嗣防衛大臣補佐官が代表を務める2つの政治団体が支払った200万円分が含まれています。
政治資金規正法では、1回のパーティーで団体や個人から20万円を超える支払いを受けた場合、収支報告書への記載が義務づけられています。
自民党都連は、「パーティー収入の総額に変わりはないが、少額ずつ購入してもらっていた認識で、同じ個人や団体があわせて20万円を超えて購入していたことを把握できなかった」としています。
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