「クーポン使われたら売上金が減る?」――メルカリの利用規約改定で物議 「変わらない」と公式が謝罪

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2025年01月15日 13:11  ITmedia NEWS

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メルカリ、アプリ内で告知した利用規約改定について一部誤解を招いたとして謝罪

 メルカリは1月15日、アプリ内で14日に告知した29日付の利用規約改定について、一部誤解を招いたとして公式X(@mercari_jp)で謝罪した。利用規約の改定を巡っては、「クーポンを使って商品を購入されたら、出品者の売上金が減るのでは」とする指摘が、14日深夜ごろからX上で続出。これに対し、メルカリは「クーポン(割引券)利用有無によって、出品者が得る『売上金』が変わることはない」と説明している。


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 問題となったのは、クーポンの取り扱いに関する利用規約の変更だ。従来の規約では、クーポンを使って商品が購入された際、クーポン分を割り引いた金額を「当該商品の商品代金とする」として、「かかる場合には、弊社は、割引券による割引金額相当分を、販売手数料から減額する」と記載していた。


 一方、改定後の利用規約では、「かかる場合には、弊社は、割引券による割引金額相当分を、販売手数料から減額する」との文言を削除。この改定に対し、X上では、クーポンの割引額をメルカリ側が負担しないように読めるとして、「購入者のクーポンの割引額は、メルカリではなく出品者が負担することになる」といった声が相次いでいた。


 これを受け、メルカリは15日午前10時20分ごろに公式Xに規約改定に関する声明を発表。「『売上金』は『販売価格』(=出品者が設定する価格)をもとに計算されるため、購入者のクーポン利用によって影響を受けることはないので、安心してほしい」としている。


 ITmedia NEWS編集部は、メルカリに対し、今回の利用規約の改定理由などを問い合わせている。回答があり次第、追記する。



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